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朴民宜の絵と尹正淑の詩
絵と詩と在日コリアン2世の女性のライフヒストリー
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画家・朴民宜さん(1947- )と童話作家・尹正淑さん(1946- )の合作「オモニのうた」(月刊『イオ』連載)の原画展を開催します。平和と平等のシンボルである黄色に包まれた空、海、月、星、花々、蝶、クジラ、ペンギン、太鼓、旗、玩具、キムチ、そしてハラボジ(祖父)、ハルモニ(祖母)、アボジ(父)、オモニ(母)と愛おしい子どもたち。半世紀以上にわたり互いの生活と制作を応援し、支え、称え合う二人の在日コリアン2世の女性作家の表現に迫ります。新作も数点展示予定。
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展覧会関連イベントを開催します!
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同志社コリア研究センター関連イベントの案内です。
日時:2022年3月8日(火) 13:30~17:00
場所:オンライン(Zoom)
参加:一般参加可(事前登録制[人数制限あり:先着])
参加をご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください(開催前日を目処にZoomの参加情報をお送りします):
https://forms.gle/4EQorTqhT8Z28qwV8
評者:
塩川伸明(東京大学名誉教授・ロシア政治史)
戸邉秀明(東京経済大学教授・日本近現代史)
著者:
板垣竜太(同志社大学教授・朝鮮近現代史)
司会:
駒込武(京都大学教授・台湾近現代史)
水谷智(同志社大学教授・イギリス帝国史)
プログラム:
(前半)著者による自著解題 + 評者からのコメント
(後半)著者の応答 + 指定討論者によるコメント + 一般参加者を交えた自由討論
主催:同志社大学人文科学研究所・第8部門研究「現代レイシズムの批判的比較分析―植民地研究との融合を目指して」
問い合わせ先:水谷 smizutan()mail.doshisha.ac.jp (括弧に@を入れてください
【主催・問い合わせ先】
【入場無料・申込不要・通訳(日韓)あり】
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国際シンポジウム
衣食住からみた植民地主義と冷戦
-朝鮮半島と日本列島-
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日時:2019年2月22日(金) 10:00~18:00
場所:同志社大学烏丸キャンパス志高館1F会議室
(京都市営地下鉄烏丸線・今出川駅下車・徒歩5分)
※アクセスはこちら
※ポスターはこちら
【プログラム】
第1部 解放前後の連続と断絶
福岡正章(同志社大)「1930年代朝鮮における衣類消費の変化」
廉馥圭(ソウル市立大)「解放前後の都市住宅問題と住宅営団の住宅建設:ソウル地域を中心に」
李松順(高麗大)「韓国近現代の食生活における植民地と冷戦のレシピ」
(昼休み12:10~13:15)
第2部 移動、定着、統制
呉昌炫(国立民俗博物館)「韓国のにぼし消費文化に関する日常の民俗学:韓日カタクチイワシ漁業技術の伝播と受容にともなう食生活の変動を中心に」
李杏理(ICU)「解放前後の食糧統制・酒税法制と朝鮮人」
安田昌史(啓明大)「戦後在日朝鮮人労働者の衣食住生活:京友禅蒸水洗工場Mを事例に」
(休憩15:15~15:30)
第3部 生活の社会主義化
板垣竜太(同志社大)「北朝鮮民俗学者の衣食住調査について」
李柱晧(高麗大)「衣服消費に関する言説を通じてみた社会主義移行期(1950~60年代)北朝鮮社会の変化」
谷川竜一(金沢大)「解放前後の平壌における住宅地域とその構成」
論文参加
李定垠(国史編纂委員会)「1950年代韓国におけるナイロンの流行」
司会
鄭昞旭(高麗大)
太田修(同志社大)
※本シンポジウムは二国間共同研究(JSPS-NRF)「衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」および同志社大学人文科学研究所部門研究会(第7研究)の成果です。
主催: 同志社大学人文科学研究所 / 同志社コリア研究センター
【お問い合わせ】
同志社コリア研究センター
E-mail: rc-korea@mail.doshisha.ac.jp
ウェブサイト: https://do-cks.net/
【入場無料/事前申込不要】
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国際シンポジウム「帝国(間)を巡る人流:多様な帝国的主体の離散と集住」
Circulations in and across Empires: Dispersion and Settlement of Different Imperial Subjects
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ポストコロニアル研究は、それまで切り分けて論じられてきた宗主国と植民地の2つの空間を統合し、支配/従属の関係性だけでなく、それに折り重なる緊張・依存・妥協・共犯などの種々の関係の動態とその交錯に着目し、2つのあいだの複雑な相互作用を多岐にわたって明らかにしてきた。宗主国と植民地はそれぞれ異なる統治空間とみなされがちであるが、実はその境界は本質的に多孔的であり、また、そのことは双方の統治体制を相互浸潤的なものにした。さらに、近年台頭してきた「間-帝国史」(trans-imperial history)は、さまざまな帝国を互いに独立した別々の空間として捉えるのではなく、その相互関係性に着目することを提唱している。ここ数年の研究は、植民地主義をめぐる協力や抵抗といった様々なかたちの関係が、1つの帝国内の空間内に収斂されるものではなく、複数の帝国をまたがるかたちで展開されたことを明らかにしつつある。
本シンポジウムは、<人流>に着目することで、こうした帝国内の境界の多孔性・相互浸潤性および異なる帝国間の相互関係性の双方を探っていく。近年目覚ましい発展を見せている帝国内外の人々の移動に着目した「人流研究」は、種々の「越境者」の主体に刻印されたコロニアリティの重層性を剔抉し、現代世界になお影響を与え続けている帝国主義/植民地主義を批判するための新たな研究視座を提供している。とりわけ近年の島嶼研究は、発展の遅れた静的かつ閉鎖系の社会モデルとして長らく対象化されてきた島嶼が、実は種々の人流が交差する動的で開放系の社会であり、それゆえに帝国主義/植民地主義の展開に激しく感受的なホットスポットであってきたことを明らかにし、人流研究を大きく賦活することに寄与している。本シンポジウムでは、こうした新しい研究視座を、大日本帝国の成立によって生み出された人流をケーススタディにした問題提起と討論を行うことで共有し、帝国主義研究/植民地主義研究を批判的に豊饒化していくことを目指したい。
■開催日時
2018年12月22日(土)13:30~18:00(13:00~入場・受付開始)
■開催場所
同志社大学 今出川キャンパス 良心館1F RY101
(京都市営地下鉄烏丸線・今出川駅下車、1・3番出口より徒歩3分)
※キャンパスマップはこちら
■報告者
東栄一郎(ペンシルバニア大学:歴史学)
「アメリカ式開拓農業を通じたアメリカ帝国日本人「移民」社会と帝国日本の植民地との関係性:
間・帝国における移民の「逆流」と彼らの植民「経験」と「開拓」テクノロジーの移動の一例」
松田ヒロ子(神戸学院大学:東アジア地域研究)
「人びとの越境と東アジアのポストコロニアリティ:沖縄・台湾・日本を中心に」
土井智義(日本学術振興会 特別研究員PD/東京大学:歴史社会学・沖縄近現代史)
「米国の植民地国家「琉球列島」における「非琉球人」管理体制について~「沖縄社会」という分析枠組を構築するための覚書~」
友寄元樹(同志社大学 博士課程:オセアニア地域仏領研究)
「移民・帝国・戦争:ニューカレドニアへ渡った日本人移民を辿って」
■コメンテーター
井上間従文(一橋大学:比較文学・美学・ポストコロニアル研究)
板垣竜太(同志社大学:朝鮮近現代社会史・文化人類学)
タカシ・フジタニ(トロント大学:歴史学)
米山リサ(トロント大学:アジア・アメリカ研究&ジェンダー研究)
■司会
水谷智(同志社大学:間‐帝国史研究・植民地研究)
李孝徳(東京外国語大学:ポストコロニアル研究)
■使用言語
日本語、ただし報告の一部が英語(英文レジュメの配布あり)
質疑応答での英語使用可
■共催
科研「批判的地域主義に向けた地域研究のダイアレクテイック」
科研「間帝国的関係性からみた植民地支配と抵抗―比較・協力・並存・移動の史的構造」
東京外国語大学海外事情研究所 (http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ifa/index.html)
同志社大学人文科学研究所 第12部門研究「脱植民地化と植民地主義の現在」
同志社コリア研究センター
■お問い合わせ
(内容について)
東京外国語大学・海外事情研究所
E-mail: ifa*tufs.ac.jp(*を@に変えてください)
(会場関連のみ)
同志社コリア研究センター
TEL: 075-251-3868
E-mail: rc-korea*mail.doshisha.ac.jp (*を@に変えてください)