田中宏氏講演会
※申込不要、入場無料 チラシはこちら
【日時】
2018年1月20日(土)15時00分~16時30分(受付開始:14時45分~)
【場所】
同志社大学今出川キャンパス 明徳館 M1教室 (地下鉄烏丸線・今出川駅下車、徒歩3分)
※キャンパスマップはこちら。
【趣旨】
今も日本全国に60校を数える朝鮮学校。
その起源は植民地支配から解放された朝鮮人が、皇民化政策で奪われた言葉や文化、歴史を取り戻すために設立した自主学校にあります。
脱植民地主義、反レイシズムの実践でもあるこの営為に対して日本政府は、徹底した差別と弾圧で応じてきました。
現在、全国5か所の裁判所で係争中の高校無償化からの排除、それに歩調を合わせて全国自治体に広がる補助金停止・廃止の動きはまさにその流れです。
1960年代以降、在日外国人の反差別、権利伸長運動に取り組み、「東京朝鮮高校生の裁判を支援する会」の共同代表でもある田中宏先生をお招きし、朝鮮学校差別を巡る問題の根本と、そこからみえる「日本の<戦後>」などについて共に考えてみたいと思います。
【講師プロフィール】
たなか ひろし 1937年生まれ、岡山県出身。一橋大学大学院経済学研究科修了(経済学修士)。愛知県立大、一橋大、龍谷大学を経て現在、一橋大名誉教授。専門は日本アジア関係史、ポスト植民地問題。著書に『日本のなかのアジア』(大和書房)、『在日外国人 第三版』(岩波書店)、『戦後60年を考える 補償裁判・国籍差別・歴史認識』(創史社)など。
【主催】
山根実紀論文集編集委員会、同志社コリア研究センター
【お問い合わせ】
rc-korea*mail.doshisha.ac.jp (板垣) (*を@に変えてください)