同志社コリア研究叢書4『植民地主義、冷戦から考える日韓関係』を刊行しました。紙媒体のものは少数部しか刷っていませんが、インターネットで全文ダウンロードできるようにしてありますので、そちらをご覧ください。
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編者:太田修
タイトル:『植民地主義、冷戦から考える日韓関係』
発行者:同志社コリア研究センター
冊子形態:A5判、並製、横書、376頁
ISBN:978-4-907634-03-2
発行日:2021年3月19日
目次:
はじめに (太田 修)
第1部 過去をめぐる葛藤
1. 関東大震災朝鮮人犠牲者名簿の生成(西村 直登)
2. 日韓の同床異夢 ―国交「正常化」前、日韓両国の経済「協力」論の変容と屈折―(申 載浚)
3. 「大韓民国等の財産権に対する措置法」(法律第144号)成立過程の一断面(宮本 正明)
第2部 冷戦下の地域と経済
4. 銀閣寺の38度線 ―日韓会談期京都の民族学校と地域社会―(板垣 竜太)
5. 沖縄の韓国人慰霊塔建立と冷戦体制(成田 千尋)
6. 日韓密貿易の展開 (福岡 正章)
第3部 知の省察
7. アメリカにおける植民地朝鮮認識の原型と地域主義的再解釈(宋 炳巻)
8. 近代化論批判と民衆の発見 ―竹内好と梶村秀樹を中心に―(洪 宗郁)
9. 金大中拉致事件から始まった日韓連帯運動 ―植民地支配の歴史の問い直し―(太田 修)