同志社コリア研究センター

同志社コリア研究叢書1

■シリーズ:同志社コリア研究叢書1『日記が語る近代:韓国・日本・ドイツの共同研究』
■編者:鄭昞旭・板垣竜太
■タイトル:『日記が語る近代:韓国・日本・ドイツの共同研究』
■発行者:同志社コリア研究センター
■冊子形態:A5判、並製、横書
■ISBN:978-4-907634-00-1
■発行日:2014年3月10日
■頒布:非売品

 

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目次

同志社コリア研究叢書創刊に寄せて 同志社コリア研究センター
はじめに 鄭昞旭, 板垣竜太
第1部 個人記録から歴史を描き出す
1. 近代において日記を書くことの意味 西川祐子
2. 歴史的視点から見たヨーロッパの自己証言文:新たなアプローチ クラウディア・ウルブリヒ
(服部いつみ 訳)
第2部 近世に生き、死ぬ
3. 『欽英』、分裂した自我の記録 金何羅(桝谷祐一 訳)
4. 自己を記す:18世紀及び19世紀のドイツ語圏日記に表れた経験、主体性、そして個人性について イザベル・リヒター
(服部いつみ 訳)
第3部 異民族を支配する
5. 大韓帝国期光州における奥村兄妹の真宗布教・実業学校設立:新史料『明治三十一年 韓国布教日記』を中心に 山本浄邦
6. 朝鮮駐剳憲兵隊司令官立花小一郎と「武断政治」:『立花小一郎日記』を中心に 李炯植(桝谷祐一 訳)
7. 韓国駐箚軍参謀長・大谷喜久蔵と韓国:大谷関係資料を中心に 松田利彦
第4部 植民地状況を生き延びる
8. 金星圭と金祐鎮、3・1運動前後における世代葛藤の一断面 權ボドゥレ(吉川絢子 訳)
9. 植民地農村青年と在日朝鮮人社会:慶尚南道咸安郡、周氏の日記(1933)の検討 鄭昞旭(吉川絢子 訳)
10. 故郷の夢:在京都朝鮮人留学生日記(1940~43年)にみる植民地経験 板垣竜太
第5部 解放なき「解放」を迎える
11. 朝鮮解放直後におけるある労働者の日常:仁川の電気工I 氏の日記から 太田修
12. 朝鮮戦争期における民間人虐殺遺族の自叙伝分析:告発の政治としての家族の語り 金武勇(桝谷祐一 訳)