2013年に交流協定を結んだ成均館大学校東アジア歴史研究所との共同学術会議「日韓両国の植民地認識と脱植民地主義の課題」を開催しました。小さな集まりでしたが、熱のこもった議論が展開されました。
日時:2015年4月24日(金) 午後1:30~6:00
場所:同志社大学 烏丸キャンパス志高館 SK214
◆プログラム◆
13:30~14:00 挨拶ならびに両研究所の紹介
14:00~14:20 「韓国の知識人たちの古代史に対する認識:南北国論を中心に」金鍾福(安東大)
14:20~14:40 「独立運動系列の韓国史構成体系:大倧教系歴史叙述を中心に」都冕會(大田大)
14:40~15:00 「植民地支配と戦争をめぐるもうひとつの暴力について」太田修(同志社大)
15:00~15:30 討論:水野直樹(京都大)、洪宗郁(同志社大)、韓惠仁(韓国女性人権振興院)
15:30~15:50 休憩
15:50~16:10 「 ‘生存空間’(Lebensraum)と ‘大東亜共栄圏’言説の相互転移:カール・ハウスホッファーの日本観を中心に」イ・ジニル(成均館大)
16:10~16:30 「なぜ『帝国主義下の朝鮮』はなかったのか:矢内原忠雄の植民地(政策)論と台湾・朝鮮」文明基
16:30~16:50 「朝鮮人強制連行論の系譜(1945-65年)」板垣竜太(同志社大)
16:50~17:30 討論:林京錫(成均館大)、都冕會、庵逧由香(立命館大)
司会:李信澈(成均館大)、板垣竜太