シリーズ「グローバル・ジャスティス」第11回を開催しました。
講師: 石坂浩一氏(立教大学 異文化コミュニケーション学部 准教授)
タイトル: 「日朝関係から考える東北アジアの平和」
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日時: 2011年5月12日(木) 18:30~20:00
会場: 同志社大学(今出川キャンパス)博遠館212番教室
主催: 同志社大学グローバル・スタディーズ研究科、同志社コリア研究センター
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韓国忠清北道の沃川郡と同志社コリア研究センターの共催で「鄭芝溶学術フォーラム2014」を開催しました。韓国からは、詩人で国会議員の都鐘煥氏、沃川郡守の金榮晩氏のほか、鄭芝溶の専門家ら、30名近くの訪問団が本学に来訪しました。当日は、韓国の訪問団、コリア研究センターのメンバーのほか、一般市民や留学生などが数多く参加し、熱気のある集まりとなりました。
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日時: 2014年12月13日(土) 14:00~17:30
会場: 同志社大学(今出川キャンパス)神学館チャペル
主催: 韓国忠清北道沃川郡、同志社コリア研究センター
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鄭芝溶(チョンジヨン、1902~1950)は韓国現代詩の開拓者です。モダニズムに基づく郷土的抒情詩を完成させた鄭芝溶の詩は、韓国詩の品格と 価値を高めました。鄭芝溶は韓国忠清北道の沃川(オクチョン)で生まれ、ソウルの徽文(フィムン)高校を卒業し、京都の同志社大学で学びました。彼の生涯 において同志社での留学生活はもっとも重要な時期の一つです。この度、韓国の沃川郡と同志社大学コリア研究センターの共催で、鄭芝溶の詩世界を眺望する場 を設けました。多くの方々のご参加とご声援をお願い申し上げます。
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13:30~14:00 受付・開場
14:00~14:10 趣旨説明・挨拶
司会:高雲基(漢陽大学教授)
開会の辞:金榮晩(沃川郡守)/山田史郎(同志社大学副学長)
14:10~14:40 〈基調講演〉都鐘煥(詩人、韓国・国会議員) 「私の詩と鄭芝溶」
14:40~15:10 〈報告〉佐野正人(東北大学) 「鄭芝溶の詩における留学と帰国後の様相比較」
15:10~15:20 休憩
15:20~15:50 〈報告〉金信貞(韓国放送通信大学校) 「他郷の魅惑、見慣れない故郷のイメージ」
15:50~16:20 〈報告〉金應教(淑明女子大学校) 「『鄭芝溶詩集』を読んだ尹東柱」
16:20~16:30 休憩
16:30~17:20 総合討論 太田修(同志社大学)/伊藤啓(大阪大学・院)/金聖珪(詩人)
17:20~17:30 閉会の辞:金承龍(沃川文化院長)/太田修(同志社コリア研究センター)
朴露子氏講演会を開催しました。コリア語のみでの講演会でしたが、多様な世代の参加者が多数集まり、盛り上がりました。
同志社コリア研究センターでは、韓国の学界・言論界そして政界でも活躍する朴露子(パク・ノジャ)さん(ロシア名:ヴラジーミル・ティホノフさん)をお招きして、近代朝鮮の思想史を、ロシアの文豪トルストイの受容というユニークな観点から講演していただきます。
☆講演者:
☆主催&問い合わせ先:同志社コリア研究センター
9月19~20日の両日に渡り、韓国の国際比較韓国学会、仁荷大学校韓国学研究所とともに、国際学術大会 「東アジアの他者認識と東アジア言説の課題」を開催しました。翻訳・通訳も交えながら、活発な討論がなされました。
国際学術大会 「東アジアの他者認識と東アジア言説の課題」
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日時: 2014年9月19日(金)15:00~18:00、20日(土)10:00~18:00
場所: 同志社大学弘風館地下会議室
主催: 国際比較韓国学会・仁荷大学校韓国学研究所・同志社コリア研究センター
入場無料・申込不要
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●第1部 京都留学生の文学世界に表れた東アジアの他者認識(9月19日、15:00~18:00)
基調講演「京都留学時代の鄭芝溶と詩作-植民地下の分裂を抉り出す―」(太田修、同志社大学)
報告①「『学潮』にみる京都の留学生社会と文学―『学潮』第2号の紹介を中心に―」(鄭鍾賢、仁荷大学)
報告②「大文字の尹東柱と抵抗性の深度」(張哲煥、延世大学)
報告③「金煥泰批評の有機体的問題設定」(呉瀅燁、高麗大学)
●第2部 東アジアの他者表象と文化翻訳(9月20日、10:00~16:00)
基調講演①「‘私’が達成すべき‘彼’の完成―東アジア人の他者認識と冒険のある地点について―」(鄭明敎、延世大)
報告①「ラインの彼方、他者の発見―玉川一郎の『京城・鎮海・釜山』(1951)にみる空間性と他者認識を中心に―」(朴俊炯、仁荷大学)
報告②「東アジアの文化芸術に対するフランスの重層的観点―ケ・ブランリ美術館(Musée du Quai Branly)の事例を中心に―」(鄭義鎭、祥明大学)
(昼食)
基調講演②「死を記憶する―金素月の場合―」(金萬秀、仁荷大学)
報告③「植民地期の日朝合作映画について―今井正/崔寅奎の『望楼の決死隊』(1943)・『愛と誓ひ』(1945)を中心に―」(渡辺直紀、武蔵大学)
報告④「『女子読本』と張志淵の翻訳」(徐黎明、南京大学)
報告⑤「二つの『血の涙』―日韓同名小説を通じて見る対外認識―」(和田とも美、富山大学)
●第3部 東アジアの近代についての思惟―後進性・植民地性・普遍性―(16:30~18:00)
報告①「進化、後進性、第1次世界大戦」(金東植、仁荷大学)
報告②「倒錯的普遍と近代の決算」(趙強石、仁荷大学)
報告③「周辺の近代―南北朝鮮の植民地半封建論を再考する―」(洪宗郁、同志社大学)
高麗大学校民族文化研究院との共同研究「冷戦研究の最前線」の第2回研究会を開催しました。
日時:2014年9月13日(土)13:30~18:00
場所:同志社大学寒梅館6階大会議室
主催:高麗大学校民族文化研究院・同志社コリア研究センター
13:30~13:40 挨拶など
13:40~15:00
報告:鄭炳旭(チョン・ビョンウク, 高麗大学校民族文化研究院)
15:00~15:10 休憩
15:10~16:30
報告:鄭栄桓(チョン・ヨンファン, 明治学院大学)
16:30~16:40 休憩
16:40~18:00
報告:金元(キム・ウォン, 韓国学中央研究院)
※1、3はコリア語で報告。通訳なし。報告文、レジュメの日本語訳はあります。