同志社コリア研究センター

お知らせ
※お申し込みくださった方には、3月26日(土)午前10時25分頃に参加情報をお送りしています。届いていない方は、まずスパムメール(迷惑メール)に自動で振り分けられていないかご確認ください。そちらにも届いていない場合は、aoyama.hanga.2022@gmail.comにご連絡ください。
  1950年代から60年代にかけて朝鮮学校で美術教員として教壇に立たれた青山武美さん(1908-1980、男性)を中心に、その教え子であり美術教員であった鄭光均さん(1945- )、河相喆さん(1937- )に注目します。彼らが目指していたことを、当時の学生たちの作品を通して考えます。
 
↑ポスターはこちら
 

【展示】
  • 展示日:3月18日(金)~21日(月・祝)25日(金)~27日(日)12:30~16:30
金・土・日・祝のみの開催です。開催日時にご注意ください。
  • 展示作品:青山武美さんの作品5点、当時の学生の作品約40点、文集数冊
学生たちの文章に加えて、カットやデザインも見どころがあります。
 
【イベント】
  • 開催日時:3月27日(日) 14:00~17:30
  • シンポジウム(14:00~)
司会:白凛
登壇者:鳥羽耕史さん、町村悠香さん、池上善彦さん
  • トーク&オカリナ演奏(16:30~)
鄭光均さんはオカリナ奏者でもいらっしゃいます。青山武美先生の意志を受け継ぐ「土の音」をご期待ください。
  • 閉会あいさつ:板垣竜太さん
 
【参加情報】
  • 開催場所:同志社大学 寒梅館
展示:B1F ギャラリー
イベント:ハーディーホール & Zoomウェビナー
  • 作品観覧およびイベント参加は事前に参加申込みが必要です。ご面倒ですが下記よりアクセスしてください。
  • 作品観覧およびイベント参加無料。
 

【主催・問い合わせ先】

  • 主催:『版画運動新聞』を読む会
  • 共催:日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費「1945年から60年代の在日コリアン美術―東アジアを越境したディアスポラ・アート」(課題番号20J00963)、同志社大学人文科学研究所第6部門研究会「体制形成期北朝鮮の文化史の学際的研究」
  • 協力:一般社団法人在日コリアン美術作品保存協会、KOREA文化研究会(同志社大学)、同志社コリア研究センター
  • お問い合わせ先 aoyama.hanga.2022@gmail.com

【入場無料・申込不要・通訳(日韓)あり】

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国際シンポジウム
衣食住からみた植民地主義と冷戦
-朝鮮半島と日本列島-
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日時:2019年2月22日(金) 10:00~18:00
場所:同志社大学烏丸キャンパス志高館1F会議室
 (京都市営地下鉄烏丸線・今出川駅下車・徒歩5分)
※アクセスはこちら

※ポスターはこちら

 

【プログラム】

第1部 解放前後の連続と断絶
福岡正章(同志社大)「1930年代朝鮮における衣類消費の変化」
廉馥圭(ソウル市立大)「解放前後の都市住宅問題と住宅営団の住宅建設:ソウル地域を中心に」
李松順(高麗大)「韓国近現代の食生活における植民地と冷戦のレシピ」

 

(昼休み12:10~13:15)

 

第2部 移動、定着、統制
呉昌炫(国立民俗博物館)「韓国のにぼし消費文化に関する日常の民俗学:韓日カタクチイワシ漁業技術の伝播と受容にともなう食生活の変動を中心に」
李杏理(ICU)「解放前後の食糧統制・酒税法制と朝鮮人」
安田昌史(啓明大)「戦後在日朝鮮人労働者の衣食住生活:京友禅蒸水洗工場Mを事例に」

 

(休憩15:15~15:30)

 

第3部 生活の社会主義化
板垣竜太(同志社大)「北朝鮮民俗学者の衣食住調査について」
李柱晧(高麗大)「衣服消費に関する言説を通じてみた社会主義移行期(1950~60年代)北朝鮮社会の変化」
谷川竜一(金沢大)「解放前後の平壌における住宅地域とその構成」

 

論文参加
李定垠(国史編纂委員会)「1950年代韓国におけるナイロンの流行」

 

司会
鄭昞旭(高麗大)
太田修(同志社大)

 

※本シンポジウムは二国間共同研究(JSPS-NRF)「衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」および同志社大学人文科学研究所部門研究会(第7研究)の成果です。

 

主催: 同志社大学人文科学研究所 / 同志社コリア研究センター

 

【お問い合わせ】

同志社コリア研究センター

E-mail: rc-korea@mail.doshisha.ac.jp
ウェブサイト: https://do-cks.net/

【入場無料/事前申込不要】

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     国際シンポジウム「帝国(間)を巡る人流:多様な帝国的主体の離散と集住」
Circulations in and across Empires: Dispersion and Settlement of Different Imperial Subjects
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 ポストコロニアル研究は、それまで切り分けて論じられてきた宗主国と植民地の2つの空間を統合し、支配/従属の関係性だけでなく、それに折り重なる緊張・依存・妥協・共犯などの種々の関係の動態とその交錯に着目し、2つのあいだの複雑な相互作用を多岐にわたって明らかにしてきた。宗主国と植民地はそれぞれ異なる統治空間とみなされがちであるが、実はその境界は本質的に多孔的であり、また、そのことは双方の統治体制を相互浸潤的なものにした。さらに、近年台頭してきた「間-帝国史」(trans-imperial history)は、さまざまな帝国を互いに独立した別々の空間として捉えるのではなく、その相互関係性に着目することを提唱している。ここ数年の研究は、植民地主義をめぐる協力や抵抗といった様々なかたちの関係が、1つの帝国内の空間内に収斂されるものではなく、複数の帝国をまたがるかたちで展開されたことを明らかにしつつある。
 本シンポジウムは、<人流>に着目することで、こうした帝国内の境界の多孔性・相互浸潤性および異なる帝国間の相互関係性の双方を探っていく。近年目覚ましい発展を見せている帝国内外の人々の移動に着目した「人流研究」は、種々の「越境者」の主体に刻印されたコロニアリティの重層性を剔抉し、現代世界になお影響を与え続けている帝国主義/植民地主義を批判するための新たな研究視座を提供している。とりわけ近年の島嶼研究は、発展の遅れた静的かつ閉鎖系の社会モデルとして長らく対象化されてきた島嶼が、実は種々の人流が交差する動的で開放系の社会であり、それゆえに帝国主義/植民地主義の展開に激しく感受的なホットスポットであってきたことを明らかにし、人流研究を大きく賦活することに寄与している。本シンポジウムでは、こうした新しい研究視座を、大日本帝国の成立によって生み出された人流をケーススタディにした問題提起と討論を行うことで共有し、帝国主義研究/植民地主義研究を批判的に豊饒化していくことを目指したい。

 

■開催日時
2018年12月22日(土)13:30~18:00(13:00~入場・受付開始

 

■開催場所
同志社大学 今出川キャンパス 良心館1F RY101
(京都市営地下鉄烏丸線・今出川駅下車、1・3番出口より徒歩3分)
※キャンパスマップはこちら

 

■報告者
東栄一郎(ペンシルバニア大学:歴史学)

 「アメリカ式開拓農業を通じたアメリカ帝国日本人「移民」社会と帝国日本の植民地との関係性:

間・帝国における移民の「逆流」と彼らの植民「経験」と「開拓」テクノロジーの移動の一例」

 

松田ヒロ子(神戸学院大学:東アジア地域研究)

 「人びとの越境と東アジアのポストコロニアリティ:沖縄・台湾・日本を中心に」

 

土井智義(日本学術振興会 特別研究員PD/東京大学:歴史社会学・沖縄近現代史)

 「米国の植民地国家「琉球列島」における「非琉球人」管理体制について~「沖縄社会」という分析枠組を構築するための覚書~」

 

友寄元樹(同志社大学 博士課程:オセアニア地域仏領研究)

 「移民・帝国・戦争:ニューカレドニアへ渡った日本人移民を辿って」

 

■コメンテーター
井上間従文(一橋大学:比較文学・美学・ポストコロニアル研究)
板垣竜太(同志社大学:朝鮮近現代社会史・文化人類学)
タカシ・フジタニ(トロント大学:歴史学)
米山リサ(トロント大学:アジア・アメリカ研究&ジェンダー研究)

 

■司会
水谷智(同志社大学:間‐帝国史研究・植民地研究)
李孝徳(東京外国語大学:ポストコロニアル研究)

 

■使用言語
日本語、ただし報告の一部が英語(英文レジュメの配布あり)
質疑応答での英語使用可

 

■共催
科研「批判的地域主義に向けた地域研究のダイアレクテイック」
科研「間帝国的関係性からみた植民地支配と抵抗―比較・協力・並存・移動の史的構造」
東京外国語大学海外事情研究所 (http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ifa/index.html)
同志社大学人文科学研究所 第12部門研究「脱植民地化と植民地主義の現在」
同志社コリア研究センター

 

■お問い合わせ
(内容について)
東京外国語大学・海外事情研究所
E-mail: ifa*tufs.ac.jp(*を@に変えてください)

(会場関連のみ)
同志社コリア研究センター
TEL: 075-251-3868
E-mail: rc-korea*mail.doshisha.ac.jp (*を@に変えてください)

【申込不要/入場無料】

 

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『Q&A 朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任』増補新版出版記念

 

シンポジウム  いまあらためて日本軍「慰安婦」問題の責任を考える

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チラシはこちら

 

≪日時≫

2018年7月27日(金) 18:30~20:30(18:00開場)

 

≪場所≫

同志社大学今出川キャンパス 明徳館M1教室
- 京都市営地下鉄・烏丸線「今出川駅」下車、1・3番出口より徒歩3分
- キャンパスマップはこちら

 

≪講演≫

 板垣竜太(同志社大学)「加害責任を問うことの現代的意義」
 金富子(東京外国語大学)「日本政府・メディアはなぜ〈平和の少女像〉を嫌うのか」
  *導入発言:岡本有佳(編集者、風工房主宰)「5分で分かる〈少女像〉問題」

 

≪発言≫

 庵逧由香(立命館大学)、永井和(京都橘大学)、日本軍「慰安婦」問題を記憶・継承する会・京都 ほか

 

≪司会≫

 岡本有佳(編集者、風工房主宰)

 

≪趣旨≫

 日本軍「慰安婦」問題は、被害当事者の頭越しにおこなわれた2015年12月の日韓政府間の「合意」によって、「最終解決」を見たのでしょうか。大韓民国ではその後、「合意」を推進した大統領が弾劾され、新たに誕生した文在寅政権はこの問題の検証を進め、昨年暮れ、その報告書を公開しました。また、朝鮮民主主義人民共和国をめぐる情勢が今年になって急展開し、日朝のあいだでも再び歴史問題に向き合うべきときが来ています。
 このタイミングで、『Q&A 朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任』(金富子・板垣竜太責任編集、御茶の水書房、2015年)の増補新版が出ることになりました(7月下旬発売予定)。その出版記念を兼ねて、いまあらためて日本軍「慰安婦」問題の責任を考えるシンポジウムを開催します。ふるってご参加ください。

 


 

≪主催・お問い合わせ先≫

同志社コリア研究センター

E-mail: rc-korea*mail.doshisha.ac.jp (*を@に変えてください)

TEL: 075-251-3868

 


 

京都コリア学コンソーシアム・シンポジウム

「朝鮮人留学生たちの京都Ⅱ ―戦争と分断の中で―」

 


 

 

※チラシのダウンロードはこちら

※当日の様子はこちら

 


 

日時: 2017年7月30日(日) 13:00~17:30 (開場12:30) ※入場無料/事前申込不要
場所: 同志社大学今出川キャンパス 良心館1F RY104(キャンパスマップはこちら
※京都市営地下鉄烏丸線・今出川駅下車・1・3番出口から徒歩2分(交通アクセスはこちら

 

司会
太田修(同志社大学 教授)

 

発表
1.水野直樹(京都大学 名誉教授・立命館大学 客員教授)
「京都帝大の朝鮮人3博士/教授 ―李升基、李泰圭、朴哲在―」

2.ペ・ヨンミ(大阪大学 准教授)
「京都朝鮮人留学生の「学徒出陣」」

3.ホン・ソンピョ(延世大学校 専門研究員)
「同志社大学に学んだ一牧師の生涯 ―尹東柱の教会同人・姜成甲―」

4.板垣竜太(同志社大学 教授)
「北朝鮮の大学教員となった京都の留学生たち」

※発表は主に日本語でおこなわれます。

 

主催: 京都コリア学コンソーシアム
協賛: 京都大学コリア同窓会、同志社コリア同窓会、立命館大学ウリ同窓会

 

懇親会: 別途参加費が必要。学生料金あり。


 

【お問い合わせ】
・同志社コリア研究センター E-mail: rc-korea@mail.doshisha.ac.jp Tel: 075-251-3868
・京都コリア学コンソーシアム(KCKS) HP: http://kyoto-korea.net/