同志社コリア研究センター


お知らせ

【入場無料/事前申込不要】

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国際シンポジウム

「帝国と貫太平洋(トランスパシフィック):人流研究の射程」
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※ポスターはこちら

 

 植民地主義や帝国主義を背景に形成された近代社会において、人々の移動(人流)は常態化している。言わば人流における出入の度合いや相互浸透の濃度、あるいは管理/制限によって近代以降の諸社会や諸領域は枠づけられてきたのであり、この意味で人流を考慮しない社会分析、地域研究は社会、地域の本質的な動態を捉えることができないと言ってよい。しかしながら往々にしてこうした人流は諸社会や諸領域を所与のものとする「制度化された」関係論的観点から”例外的なもの”と見なされ、プッシュ要因やプル要因、包摂や排除、コンフリクトや順応といった出入先の社会、地域を基準に論じられ、査定されてきた。

 そこで本シンポジウムでは「移動する人々」それ自体に着目し、その視点から社会や地域を逆照射しつつその移動を可能にした歴史性を分析することで、これまで不可視化されてきた社会、地域のダイナミズムを新たに描出する視座について考えたい。具体的には大日本帝国の成立によって生み出された太平洋をまたぐ(トランスパシフィック)人流をケーススタディにした研究報告を通して、これまで社会や地域に纏わりついてきた制度的な研究視座の問題と限界を批判的に刷新し続けるトランススタディーズtrans-studiesとしての人流研究について問題提起を行い、その新たな射程について討論する。

 

■開催日時
2020年3月8日(日)13:00~18:30(12:30~開場・受付開始)

 

■開催場所
同志社大学 烏丸キャンパス 志高館1階 SK112教室
(京都市営地下鉄烏丸線・今出川駅下車、1番出口より北進、徒歩5分)
※キャンパスマップはこちら

 

■報告
 高江洲昌哉(神奈川大学・立教大学)

 「帝国の外縁から人流を考える-島嶼の視座から-」
 森亜紀子(同志社大学)

 「土地の記憶-北マリアナにおける沖縄・チャモロの人々の歴史経験に出会う-」
 玄武岩(北海道大学)

 「サハリン残留日本人女性の「引揚」と「帰国」-「本国帰国者」のトランスナショナルな生活空間」 
 増渕あさ子(同志社大学)

 「米軍統治下沖縄とハワイ:「救済」をめぐるトランスパシフィックな連関の諸相」
 宋恵媛(大阪経済法科大学)

 「1940-50年代の朝鮮人米軍通訳: 帝国・移動・マルチリンガリズム」
 崔徳孝(シェフィールド大学)

 「在朝日本人の引揚げと在日朝鮮人-植民地解放と内なる植民地解放の交差」
 高誠晩(済州大学)

 「境界に立つ「過去清算」「済州4・3と台湾2・28の事例から」

 

■コメンテーター
 酒井直樹(コーネル大学)
 タカシ・フジタニ(トロント大学)
 米山リサ(トロント大学)
 中野敏男(東京外国語大学名誉教授)
 水谷智(同志社大学)
 板垣竜太(同志社大学)
 中村理香(成城大学)

 

■司会
 李孝徳(東京外国語大学) 

 

■使用言語
 日本語

 

■共催
 科研「批判的地域主義に向けた地域研究のダイアレクテイック」
 科研「記憶論的転回以後の集合的記憶論の学際的再検討」
 同志社大学人文科学研究所 第8研究「現代レイシズムの批判的比較分析―植民地研究との融合を目指して」
 東京外国語大学海外事情研究所
 同志社コリア研究センター

 

■お問い合わせ
(内容について)
東京外国語大学海外事情研究所
 E-mail: trans_ad*tufs.ac.jp(*を@に変えてください)
 HP:http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ifa/

(会場関連のみ)
同志社コリア研究センター
 TEL: 075-251-3868
 E-mail: rc-korea*mail.doshisha.ac.jp (*を@に変えてください)


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